農協事件のまとめ
農協事件のまとめ
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和歌山の農協職員を詐欺容疑で逮捕 2009.9.15 11:28
ttp://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/090915/crm0909151129006-n1.htm
顧客の定期貯金約200万円を勝手に解約して、作った口座に振り替えたとして、和歌山県警白浜署は15日、有印私文書偽造や詐欺などの疑いで白浜町堅田、紀南農協組合白浜支所職員、尾崎達也容疑者(26)を逮捕した。同署によると「振り替えた金は使った」と容疑を認めているという。
逮捕容疑は昨年2月、担当する顧客名義の定期貯金証書喪失届を偽造。顧客自身が通帳をなくしたことにして、同じ顧客名義の偽の口座開設申込書と定期貯金解約申込書を作り、勝手に定期貯金約200万円を解約、新たな口座に振り替え入金させたとしている。
同署によると、今月14日、顧客本人が定期貯金を解約しようとした際に発覚したという。
業務用カードで1000万円流用 JA厚生連職員2人 北海道 2009.6.15 10:56
ttp://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/090615/crm0906151057006-n1.htm
北海道厚生農業協同組合連合会(JA北海道厚生連)の職員2人が業務用のクレジットカードを使って計約1000万円を私的流用していたことが15日、分かった。道厚生連が同日、記者会見し発表する。
道厚生連などによると平成19年から20年にかけ、当時課長の40代の男性職員2人が計約1000万円を流用。個人貸与のクレジットカードを数百回にわたり飲食費などに利用していた。2人はすでに退職しているという。
JA道厚生連は、「農民の健康保持と生活文化の向上」を目的に設立され、札幌厚生病院など16医療施設を道内で運営している。
元女性支店長が4000万円を着服 JAあきた白神が解雇 2009.4.20 19:47
ttp://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/090420/crm0904201948032-n1.htm
秋田県能代市のJAあきた白神は20日、元のしろ東支店長の女性(56)が男性顧客の共済金など約4300万円を着服したとして、同日付で懲戒解雇処分にしたと発表した。JAは能代署に被害届を出し、刑事告訴する方針。
JAあきた白神によると、女性は平成15年9月から21年4月にかけ、能代市の男性の満期になった共済金などを着服。「生活費に充てた」と述べ、既に全額弁済したという。
女性は印鑑を勝手に使って作成した架空の預かり証を男性に渡して発覚を免れようとしたが、貯金が引き出せないことを不審に思った男性がJAに届けたことから着服が明らかになった。
JAあきた白神では、20年4月にも臨時職員の女性が顧客から約1260万円を着服、懲戒解雇されている。
広島の元JA職員を詐欺の疑いで逮捕 被害2億円超か 2009.2.19 11:17
ttp://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/090219/crm0902191118012-n1.htm
広島県警広署は19日、顧客の貯金約2290万円を無断で解約し詐取したとして、詐欺の疑いで、JA呉(広島県呉市)の元支店長代理、松本和樹容疑者(41)=呉市吉浦中町=を逮捕した。JA呉が昨年12月に懲戒解雇、刑事告訴していた。JA呉の内部調査では、松本容疑者は約10年にわたり無断解約を繰り返し、被害額は約2億6000万円に上るとしており、広署は確認を進める。
調べでは、松本容疑者は郷原支店(呉市郷原町)の渉外担当主任だった平成19年9~12月、「預け替えた方が金利がいい」と言って呉市の女性(80)から証書を預かった上で、定期貯金の解約依頼を受けたように装い、窓口の職員に解約させ、金を詐取した疑い。
松本容疑者は「競馬に使った」と供述。ほかの客の貯金も無断解約したと認めているという。
農協女性職員が1200万着服 2009.2.5 12:20
ttp://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/090205/crm0902051221010-n1.htm
山口県長門市の長門大津農協日置支所の女性職員(50)が顧客の定期貯金を無断で途中解約し、1270万円を着服していたことが5日、分かった。
長門大津農協によると、女性は同農協油谷支所で貯金の担当をしていた平成16年8月~20年1月の間に着服。着服を認め、子供の自動車の購入費などに充てたと話しているという。
今年1月、利用客から「残高が違う」と問い合わせがあり、伝票を調べるなどの内部調査をして発覚。これ以外にも720万円以上の不明金があるという。
広島の元JA支店長逮捕 2009.2.9 13:45
ttp://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/090209/crm0902091346022-n1.htm
広島県警海田署は9日、顧客の貯金を着服したとして、業務上横領の疑いで元JA安芸(広島県海田町)の支店長、東義隆容疑者(49)=広島市安芸区阿戸町=を逮捕した。JA安芸が昨年12月に懲戒解雇、今年1月に刑事告訴していた。
調べでは、東容疑者は平成18年9月~20年9月、瀬野と船越(いずれも広島市)の2支店で、安芸区の60代男性ら個人や団体名義の定期貯金を3回にわたり無断解約、約2650万円を着服した疑い。
満期日になると、偽造した貯金証書を顧客に示し発覚を免れていた。「遊ぶ金に使った」と供述しているという。
JA安芸の内部調査で、全体の着服額は約8000万円に上るとみられ、海田署で確認を進める。
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8000万横領で支店長解雇 広島のJA 2008.12.5 21:34
ttp://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/081205/crm0812052135033-n1.htm
JA安芸(広島県海田町)は5日、男性支店長(49)=広島市安芸区=が顧客24人の貯金など計約8100万円を着服したとして、1日付で懲戒解雇したと発表した。業務上横領容疑で近く刑事告訴する方針。
JA安芸によると、男性は平成13年から7年間にわたり、瀬野など3支店(いずれも広島市)で、客からの依頼を装い、貯金を解約したり引き出したりするなどして約8100万円を横領した。印鑑や通帳がなくても電話だけで引き出せる「便宜払い」制度や支店長の立場を悪用。発覚を免れるため別の客の口座から補填していた。うち約2500万円を私的に流用していたという。
客の照会で今年11月発覚。「パチンコや飲み代に使った」と着服を認めた。JA安芸は「再発防止策を強化する」としている。
8000万横領で支店長解雇 広島のJA 2008.12.5 21:34
ttp://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/081205/crm0812052135033-n1.htm
JA安芸(広島県海田町)は5日、男性支店長(49)=広島市安芸区=が顧客24人の貯金など計約8100万円を着服したとして、1日付で懲戒解雇したと発表した。業務上横領容疑で近く刑事告訴する方針。
JA安芸によると、男性は平成13年から7年間にわたり、瀬野など3支店(いずれも広島市)で、客からの依頼を装い、貯金を解約したり引き出したりするなどして約8100万円を横領した。印鑑や通帳がなくても電話だけで引き出せる「便宜払い」制度や支店長の立場を悪用。発覚を免れるため別の客の口座から補填していた。うち約2500万円を私的に流用していたという。
客の照会で今年11月発覚。「パチンコや飲み代に使った」と着服を認めた。JA安芸は「再発防止策を強化する」としている。
玄米10トン盗む 新岩手農協元職員を逮捕 2009.1.27 19:16
ttp://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/090127/crm0901271916031-n1.htm
盛岡西署は27日、新岩手農協(岩手県滝沢村)の玄米約10トンを盗んだとして窃盗容疑で、同農協の元職員、桜田正容疑者(38)=同県雫石町寺の下=を逮捕した。「やっていない」と否認しているという。
盛岡西署によると、桜田容疑者は盗んだ米を仲買人らに売っていた。同農協では、今回の事件以外にも、自主流通米約16トンと政府米約5トンがなくなり、政府米の一部がくず麦にすり替えられていたことも分かっており、同署が関連を調べている。
調べでは、桜田容疑者は平成17年1~6月ごろ、複数回にわたり、同県雫石町の農協倉庫に保管してあったうるち玄米(二百数十万円相当)を盗んだ疑い。
盛岡西署は、同農協から被害届を受けて捜査、農協関係者への聞き込みから桜田容疑者が浮上した。同容疑者は昨年6月に依願退職した。
女性職員が430万着服 青森県農協中央会 2008.12.15 21:46
ttp://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/081215/crm0812152146018-n1.htm
青森県農協中央会は15日、総務部の女性職員(41)が経理を担当していた外部の2団体の銀行口座から計約430万円を着服していたと発表した。
同会によると、職員は平成19年7月から20年11月末までの間、20回にわたり、別団体の銀行口座から経費を引き出す際、額を水増しして払い戻し、差額計432万円を着服した。本人が約190万円を穴埋めし、家族が残る全額を弁済した。
職員が今月上旬に体調不良で休んだ際、通帳が見当たらず、問い合わせたところ本人が認めた。同農協中央会は懲戒委員会で処分を決める方針。
JA茨城旭村で660万円着服か 担当職員が行方不明 2008.11.11 22:07
ttp://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/081111/crm0811112208035-n1.htm
JA茨城旭村(茨城県鉾田市)は11日、管理課の男性課長補佐(51)がJAの組合費660万円を着服した疑いがあると発表した。課長補佐は10月下旬から行方が分からなくなっており、JAは業務上横領容疑で刑事告訴する方針。
JAによると、課長補佐は預金管理を担当。平成17年8月から今年5月にかけ、JAの銀行口座から6回にわたって組合費計660万円を着服した疑いがある。JAは、課長補佐が残高証明書を改竄(かいざん)するなどして発覚を防いでいたとみている。
課長補佐は10月28日、外部監査委員から実際の残高が帳簿と違うことを指摘された直後、「集金に行ってくる」と言い残して外出して以降、連絡が取れなくなっている。
高松農共済が着服元職員を告訴 2009.4.21 03:05
ttp://sankei.jp.msn.com/region/shikoku/kagawa/090421/kgw0904210305000-n1.htm
経理担当の総務課男性係長(39)が組合員の掛け金約4600万円を着服していた問題で、高松農業共済組合(高松市)は20日、高松北署に業務上横領の容疑で告訴したと発表した。
組合は3月30日、係長を懲戒解雇処分としたほか、上砂正義組合長理事ら役職員6人に年俸30%自主返納などの処分を行った。元係長は同月31日までに全額返済したという。
組合によると、元係長は、競馬の借金の穴埋め目的で平成18年から20年12月、担当地区の農家が預けた掛け金の一部を自分の口座に振り替えて着服した。
女性職員、433万円着服 新岩手農協
ttp://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20090813_6
滝沢村の新岩手農協(田沼征彦組合長、正組合員約2万8千人)は12日、北部共済推進センター勤務の女性職員(44)が2006年から1年3カ月にわたり、合併前の旧北いわて農協で満期共済金など計433万9千円を着服していたと発表した。新岩手農協は懲戒解雇手続きを進めており、刑事告訴も検討している。職員は不正を認め全額弁済した。
新岩手農協によると、当時共済部の渉外担当だった女性職員は、06年12月から08年3月にかけて、満期共済金や解約返戻金の計8件を着服。共済金の支払い請求書を偽装するなどして、契約者から依頼があったように見せかけ不正処理していた。
今年8月5日、契約者から満期共済金の受け取り請求があったことで不正が発覚した。着服金のうち約60万円は戻しており、実被害額は373万8千円。
女性職員は「着服金は養育費に使っていた」と話しているという。同農協は調査結果を踏まえ、当時の管理者も処分する方針。
田沼組合長は「不祥事再発防止に取り組んできたが、非常に残念であり申し訳ない。今後一層、内部統制の整備に努めていく」と陳謝した。
(2009/08/13)
センター長が940万円着服 花巻農協
ttp://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20090606_5
花巻農協(高橋専太郎組合長)は5日、同農協グリーンセンター東和のセンター長(55)が、農作業の受委託事業で農家の委託料を扱うことを利用し、2005年から今年3月にかけ約940万円を着服していたと発表した。事業費の扱いについて、組織内の相互チェックが機能していなかった。着服した金は遊興費などに充てられたとされ、同農協はセンター長を懲戒免職処分とする方針だ。
高橋組合長らが花巻市内の同農協本店で会見し、明らかにした。
同農協によると、センター長は今年3月末まで約3年半、花巻地区営農センター長として農作業の受委託事業を担当。着服は、受託者に支払う委託料と同額を自身の個人口座にも入金する方法で行われ、電算システムを不正に操作し適正な事務処理に見せかけていた。組合員49人分の受委託事業で繰り返されていたといい、現職に異動後も電算システムを改ざんし、発覚を免れていた。農家に損害は出ていない。
今月2日、後任の花巻地区営農センター長が不自然な帳簿処理に気づき、同農協監査室に連絡。センター長に事情を聴き、不正が発覚した。センター長は5日に着服金の全額を弁済。同農協は本人が反省していることなどを理由に、刑事告訴しない考えだ。
高橋勉専務は「コンプライアンス(法令順守)の研修もしてきたが機能していなかった。研修会で事業管理の姿勢を再度徹底したい」と謝罪した。
同農協では2年前にも管理職職員が約750万円を着服(懲戒免職処分)する不祥事があった。
(2009/06/06)
男性職員が1400万円着服 一関・岩手南農協
ttp://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20090404_1
岩手南農協(本店一関市、佐藤憲一組合長、正組合員七千三百二十三人)の男性職員(54)が二月まで三年半にわたり、農機具の販売代金など計約千四百十五万円を着服、流用していたことが三日分かった。
同農協は男性職員を懲戒解雇する手続きを進めているが全額弁済されていることなどから告発は見送る方針。
同農協によると、この職員は平泉農機センター長を務めていた昨年、トラクター二台とコンバイン一台、バインダー一台を組合員四人に対し計八百十四万円で販売。代金を現金で受け取り、遊興費などに使ったという。
男性職員は決算前の二月二十三日に売上伝票を農協に提出。三月三日には売り上げ相当額を入金したが、二月の二〇〇八年度決算監査で未収金が発覚した。職員に確認したところ、着服を認めたという。(2009/04/04)
女性職員2000万円着服 花巻農協で不祥事相次ぐ
ttp://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20090704_1
花巻農協(高橋専太郎組合長)は3日、女性課長補佐(43)が共済掛け金約2千万円を着服していたと発表した。女性は共済事業を1人で担当しており、着服金は住宅ローンの返済に充てていたという。同農協では6月にも男性管理職=懲戒解雇=による約940万円の着服が発覚したばかり。相次ぐ不祥事に、組織管理の甘さを厳しく問われそうだ。
同農協によると女性は2009年3月まで4年間、北上市の江釣子支店で共済事務を担当。06年12月から2年以上にわたり、窓口で納められた共済掛け金を着服し、発覚しないよう、支払者の共済積立金による一時的な立て替えを繰り返していた。共済事務を一任され、事実上、内部チェック機能が存在していなかった。着服額は73件で計1967万円に上るという。
JA職員が精米代金350万円着服 茨城・下妻 2009.8.11 21:27
ttp://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/090811/crm0908112128022-n1.htm
JA常総ひかり(茨城県下妻市)は11日、精米代金約350万円を着服したとして、共済部事故相談課の男性課長補佐(57)を懲戒解雇したと発表した。
JAによると、補佐は精米センター勤務だった平成13年から20年にかけ、コンビニや商店など顧客向けの精米で受け取った代金の一部を、十数回にわたって着服した。「小遣いが少なかった。金は飲食代に使った」と話しているという。
全額を弁済しており、JAは告訴はしない方針。
岡山市農協職員1856万円着服、解雇 全額弁済 容疑で告訴検討
ttp://svr.sanyo.oni.co.jp/news_s/news/d/2009072421113673/
岡山市農協(同市北区大供表町)は24日、渉外担当の元職員男性(34)が顧客42人から集金した定期積金や共済契約の掛け金など計1856万円を着服していた、と発表した。業務上横領容疑で告訴を検討している。
同農協によると、元職員は吉備支所(同平野)や灘崎支所(同市南区灘崎町片岡)に勤務していた2000年7月から09年7月にかけ、顧客から預かった掛け金を入金せずに着服。後日、別の掛け金で穴埋めするなどの手口を繰り返していた。
定期貯金を無断解約したケースもあった。穴埋め分も含め着服総額は4955万円。元職員は「ギャンブルや飲食などに使った」と説明しているという。
元職員は23日付で懲戒解雇になった。1856万円は全額弁済している。着服被害の大半は親族や友人の契約だったという。
津山農協職員が919万円着服 定期積金など 懲戒解雇
ttp://svr.sanyo.oni.co.jp/news_s/news/d/2009082122061030/
津山農協(津山市横山)は21日、渉外担当の元職員男性(44)が顧客37人から集金した定期積金や共済契約の掛け金など計919万円を着服していた、と発表した。業務上横領容疑で告訴を検討している。
同農協によると、元職員は津山東支店(同市高野本郷)で渉外担当だった2004年3月から今年7月にかけ、125回にわたり、顧客から預かった掛け金などを入金せずに着服。別の顧客の掛け金で穴埋めするといった手口を繰り返していた。定期貯金の解約金や満期共済金を顧客宅に持参した際に新たな共済契約を持ち掛けて着服するケースもあった。1回の着服額は200万円が最大。
穴埋め分を含めた着服総額は1863万円で47人、786回分。借金返済や遊興費に充てたと説明しているという。
元職員は19日付で懲戒解雇。着服金は本人らが全額弁済している。
元職員 7900万円着服 JA福岡豊築 懲戒解雇処分 共済14件の掛け金 2009年7月5日 00:16 カテゴリー:社会 九州 > 福岡
ttp://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/106739
福岡県豊前市のJA福岡豊築(蛭崎(えびすざき)正徳組合長)は4日、築城支所の男性前支所次長(46)が顧客に無断で養老生命共済を契約変更し、掛け金を引き出すなどして計約7900万円を着服していた、と発表した。6月30日付で懲戒解雇処分にした。着服金額が確定し次第、業務上横領容疑などで刑事告訴する方針。
同JAによると、前支所次長は、顧客が数年間の掛け金を初回にすべて納める全期前納タイプの養老生命共済の契約を、11年前の係長時代から実質的に担当。2004年2月から今年3月までの間、6人の14件分を勝手に年払いに途中で変更し、残りの期間の掛け金を引き出して着服していた。6月12日、女性顧客から「一括前納しているのに、掛け金として口座から約100万円が引き落とされている」と申告があり、不正が発覚した。
前支所次長は「パチンコやオートレース、クラブでの飲食代に使った」と話し、着服を認めているという。
蛭崎組合長は4日会見し、「組合員や関係者の信頼を損ね深く反省している。再発防止に全力を挙げたい」と謝罪した。
=2009/07/05付 西日本新聞朝刊=
グリーン長野農協職員、5000万円不正送金 8月9日(日)
ttp://www.shinmai.co.jp/news/20090809/KT090808FTI090011000022.htm
グリーン長野農協(長野市)は8日、本所金融部の管理職員による5千万円の不正送金がJA全国監査機構(東京)の監査で発覚した、と明らかにした。職員は、同農協と土地取引をした会社が担保として振り出した約束手形を無断で別の会社へ譲渡。これを隠すため、手形が決済されて振出元の会社が被った損失を穴埋めしたとみられるという。同農協は懲戒処分を検討中で、業務上横領容疑を視野に刑事告訴の手続きも進めている。
同農協によると、職員は50代男性で、金融部に10年余在籍。主に債権回収を担当し、手形を管理する立場だった。
同農協は2003年、A社に土地を売却。A社は代金を分割払いする担保として額面5千万円の約束手形を振り出した。職員は04年8月ごろ、仕事を通じて親しくなったB社の男性社長から追加融資を頼まれ、この約束手形をB社に譲渡。B社はこの手形を金融業とみられる個人に渡し、現金を受け取った。
手形はさらに、この個人から金融機関などに渡り、最終的に手形期日のことし3月31日、A社が金融機関の取り立てを受けた。A社は同農協へ連絡。職員は、本所の管理資金5千万円をA社に為替で送金したという。農協は「今後の調査に支障が出かねない」などとして、A社、B社の所在地や業種を伏せている。
同農協はこれまで、今回の約束手形を含め、保有する一部の手形の額面を帳簿に記載しておらず、「基本的な資産管理ができていなかった」と認めている。
職員は先月18日から自宅待機中。弁済の意思を示しているというが、同農協は全額返済は難しいとみている。記者会見した馬場将(すすむ)組合長は「当農協の組合員や利用者の信頼を裏切る結果となり、深くおわび申し上げる」と陳謝した。