農協事件のまとめ
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センター長が940万円着服 花巻農協
ttp://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20090606_5
花巻農協(高橋専太郎組合長)は5日、同農協グリーンセンター東和のセンター長(55)が、農作業の受委託事業で農家の委託料を扱うことを利用し、2005年から今年3月にかけ約940万円を着服していたと発表した。事業費の扱いについて、組織内の相互チェックが機能していなかった。着服した金は遊興費などに充てられたとされ、同農協はセンター長を懲戒免職処分とする方針だ。
高橋組合長らが花巻市内の同農協本店で会見し、明らかにした。
同農協によると、センター長は今年3月末まで約3年半、花巻地区営農センター長として農作業の受委託事業を担当。着服は、受託者に支払う委託料と同額を自身の個人口座にも入金する方法で行われ、電算システムを不正に操作し適正な事務処理に見せかけていた。組合員49人分の受委託事業で繰り返されていたといい、現職に異動後も電算システムを改ざんし、発覚を免れていた。農家に損害は出ていない。
今月2日、後任の花巻地区営農センター長が不自然な帳簿処理に気づき、同農協監査室に連絡。センター長に事情を聴き、不正が発覚した。センター長は5日に着服金の全額を弁済。同農協は本人が反省していることなどを理由に、刑事告訴しない考えだ。
高橋勉専務は「コンプライアンス(法令順守)の研修もしてきたが機能していなかった。研修会で事業管理の姿勢を再度徹底したい」と謝罪した。
同農協では2年前にも管理職職員が約750万円を着服(懲戒免職処分)する不祥事があった。
(2009/06/06)